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WiFiと格安SIMどっちが安い?徹底比較とおすすめ活用法

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スマートフォンの通信費を抑えたいと考える際、「WiFi」と「格安SIM」のどちらが経済的か迷われる方も多いでしょう。この記事では、2025年3月時点の最新情報を基に、それぞれの特徴や料金プランを比較し、あなたの利用スタイルに最適な選択肢を探ります。​

目次

WiFiと格安SIMの基本を理解しよう

通信費を見直す第一歩として、まずは「格安SIM」と「ポケットWiFi」の基本的な特徴を理解しましょう。

格安SIMとは?仕組みと特徴

格安SIMは、大手キャリアの通信網を借りてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)によるSIMカードです。​低価格で提供されることが多く、以下のような特徴があります。​

特徴

  • 料金が安い:​大手キャリアに比べて月額料金が抑えられています。
  • プランが豊富:​データ容量や通話オプションなど、多様なプランから選べます。​
  • 通信速度はやや劣る場合も:​混雑時など、大手キャリアに比べて速度が低下することがあります。

ポケットWiFiとは?利用方法と特徴

ポケットWiFiは、持ち運び可能な小型の無線ルーターで、Wi-Fi対応デバイスをインターネットに接続できます。​主な特徴は以下のとおりです。​

  • 複数デバイスを同時接続可能:​スマホ、タブレット、PCなどを同時にインターネットに接続できます。​
  • データ容量が大きいプランが多い:​大容量や無制限のデータプランが提供されています。
  • 持ち運びが可能:​外出先でもインターネットを利用できます。

コスト面でどっちが安い?徹底比較!

通信費を抑えるためには、月額料金初期費用など、具体的なコストを比較することが重要です。

月額料金で比較(音声通話込み/データ専用)

以下に、2025年3月時点の主要な格安SIMとポケットWiFiの月額料金をまとめます。

格安SIMの代表的プラン

サービス名データ容量音声通話付き月額料金(税込)備考
IIJmio5GB950円2025年3月1日より値下げ
mineo5GB1,518円
楽天モバイル無制限3,278円データ無制限プラン

ポケットWiFiの代表的プラン

サービス名データ容量月額料金(税込)備考
カシモWiMAX無制限初月1,408円、2ヶ月目以降4,818円縛りなしプラン
BIGLOBE WiMAX無制限初月0円、1~24ヶ月目3,278円、25ヶ月目以降4,928円契約期間の縛りなし

初期費用・解約金の違い

契約時の初期費用や解約時の違約金も、総コストに影響を与えます。

  • 初期費用:​多くの格安SIMやポケットWiFiでは、契約事務手数料として3,300円(税込)が必要です。​
  • 解約金:​契約期間の縛りがないプランが増えており、例えばカシモWiMAXの縛りなしプランでは解約金が発生しません 。​

通信速度・データ容量の違いも重要

利用シーンに応じて、通信速度やデータ容量も選択のポイントとなります。

  • 通信速度:​ポケットWiFiは5G対応の高速通信が可能なものが多く、例えばカシモWiMAXは5G対応端末を提供しています 。​
  • データ容量:​大容量のデータ通信を行う場合、ポケットWiFiの無制限プランが適しています。

H2:あなたはどっち向き?タイプ別おすすめ診断

ご自身の利用スタイルに合わせて、最適な選択肢を見つけましょう。

通話重視の人に向いているのは?

頻繁に音声通話を利用する方は、通話定額オプションが充実している格安SIMがおすすめです。​例えば、IIJmioではかけ放題オプションを提供しています 。​

データ通信量が多い人に向いているのは?

動画視聴やオンラインゲームなどで大量のデータ通信を行う方は、データ無制限のポケットWiFiが適しています。カシモWiMAXの無制限プランなどが候補となります

スマホ以外でもネットを使いたい人は?

タブレットやノートパソコン、ゲーム機など、スマホ以外の機器でもインターネットをよく利用する方にとっては、ポケットWiFiが非常に相性の良い選択肢となります。

ポケットWiFiが向いている理由
  • 同時に複数台接続できる
    • 一般的なポケットWiFiは10台前後のデバイスと同時接続可能。自宅のWi-Fi代わりとしても活用できます。
  • スマホのテザリングより安定・高速
    • テザリングはスマホ本体の負荷やバッテリー消耗が大きいですが、ポケットWiFiなら5G対応機種もあり、高速で安定した通信が可能です。
  • 場所を問わずネットが使える
    • カフェ、出張先、移動中など、どこでもPCやタブレットをネットに接続できるので、リモートワークや外出先での作業が多い人に最適です。

こんな人におすすめ!

  • 外出先でPCやタブレットをよく使うフリーランス・営業職の方
  • 自宅に固定回線を引かず、代替手段としてWiFiを使いたい人
  • スマホのデータ容量を節約したい人

スマホ以外のデバイスでも通信を行いたいなら、通信容量の多さ・利便性・コスパのバランスが取れているポケットWiFiが断然おすすめです。

WiFiと格安SIMの組み合わせ活用もアリ!

「WiFiか格安SIM、どっちが安いか」で迷う方の中には、「両方使う」という選択肢を考えていない人も多いのではないでしょうか?

実は、使い方次第では格安SIMとポケットWiFiの併用が一番コスパが高いケースもあるんです。ここでは、そのメリットや注意点、おすすめの組み合わせ例をご紹介します。

併用のメリット

通信費を抑えつつ、利便性も確保したい方には、格安SIMとポケットWiFiの「併用」がおすすめです。併用することで、以下のようなメリットがあります。

・データ通信をWiFiに任せて、通話は格安SIMで

格安SIMは音声通話付きの最安プランにして、通信量の多い用途(動画、ゲーム、テレワークなど)はポケットWiFiでカバーすることで、コストを抑えながら快適な通信環境を実現できます。

・通信速度が安定しやすい

混雑時に格安SIMの通信速度が落ちても、ポケットWiFiならWiMAXなど高速回線を使えるため安定性が確保されます。

・バッテリーの節約にも効果的

スマホで直接通信するよりも、WiFi経由の方がバッテリー消費が少なくなるケースもあります。

併用の注意点

併用するときは、以下の2つに注意しましょう。

・2つのデバイスを常に持ち歩く必要がある

ポケットWiFiは別途ルーターを携帯する必要があり、荷物が少し増えます。

・契約管理が2本立てになる

SIMとWiFi、それぞれ別会社で契約することも多いため、更新時期や料金管理には少し手間がかかる点も覚えておきましょう。

おすすめの組み合わせ例

2025年3月時点で、コストパフォーマンスの高いおすすめの組み合わせプランを紹介します。データ無制限かつ通話も使えるセットで、月額を大手キャリアの半分以下に抑えることが可能です。

通信手段サービス名プラン内容月額料金(税込)備考
通話SIM日本通信SIMシンプル290プラン(1GB)290円音声通話付き最安級
データ通信カシモWiMAX無制限5Gプラン初月1,408円
2ヶ月目以降4,818円
縛りなし、5G対応

このように、データ通信はWiFiに任せて、SIMは最小限の通話用として活用することで、月額約5,000円で快適な通信環境を実現できます。

通信費を抑えたい人への選び方ガイド

「WiFiと格安SIM、どっちが自分に向いているのかわからない…」という方も多いはずです。

このセクションでは、失敗しないためのチェックポイントや、契約前にやっておくべき比較の方法をご紹介します。通信費をしっかり節約したい人は、ぜひ参考にしてください。

チェックすべきポイント5選

通信サービスを選ぶ際には、月額料金だけでなく自分の使い方や生活スタイルに合ったものを選ぶことが重要です。以下の5つの観点を基準に比較してみましょう。

  1. 月間のデータ使用量
    目安として、動画視聴が多い人は月20GB以上必要になることも。日常的にWi-Fi環境があるなら、少ない容量のSIMでもOK。
  2. 通話の頻度と内容
    電話をよく使う人は、かけ放題オプション付きの格安SIMが向いています。LINE通話中心ならデータ通信だけでも十分な場合も。
  3. 使用場所(自宅メイン?外出先メイン?)
    自宅での使用が中心なら光回線+格安SIMの方が安定します。外出先での作業が多いならポケットWiFiが便利。
  4. 通信速度へのこだわり
    オンライン会議やゲームをするなら、速度の安定性が重要。5G対応ポケットWiFiが効果的な場合もあります。
  5. 契約期間・違約金の有無
    1年以内に解約する可能性があるなら、「縛りなしプラン」を選ぶことでリスクを避けられます。

契約前にやっておくべき比較方法

通信費を節約したい人ほど、契約前の「ひと手間」が後の満足度を大きく左右します。以下の比較方法を活用しましょう。

サービス比較サイトを活用する

月額料金、速度、キャンペーンなどが一覧で比較できるサイトを使えば、時間も労力も大幅に節約できます。2025年現在、「価格.com」「モバレコ」「SIMチェンジ」などが有名です。

実際の口コミ・評判を確認する

公式サイトでは分からない実際の通信速度やサポート対応などは、Xや価格.comレビューが参考になります。

シミュレーションでコスト計算する

契約前に1年間でどれくらいの料金になるのか、初期費用も含めて計算しておくと安心です。特にWiFiはキャンペーン料金だけ見て決めないよう注意。

まとめ

「WiFiと格安SIM、どっちが安いのか?」という疑問に対しての答えは、利用スタイルによって変わるというのが結論です。

通話や通信をあまり使わない人にとっては、格安SIM単体が最もコスパ良く、データ通信を頻繁に使う人にはポケットWiFiが適しています。さらに、格安SIMとWiFiの併用という選択肢も、月額5,000円前後で「通話+データ無制限」が可能となり、大手キャリアの半額以下に通信費を抑えることができます。

大切なのは、「どっちが安いか」だけでなく、「自分に合った使い方で、最も満足できる選択肢は何か?」を見つけること。この記事で紹介した料金比較、チェックポイント、おすすめの組み合わせを参考に、あなたにぴったりな通信環境を選んでみてください。

WiMAXホームルーターとポケットWiFiの違いを徹底比較!選び方も解説

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この記事を書いた人

スマホ代を月6,000円→900円に節約したことをきっかけに、「かしこモバイル」を運営中。
現在はライター歴10年目。医療・ガジェット・通信分野を中心に執筆しています。

「スマホ代は無駄にするな!」をモットーに、初心者にもわかりやすくSIM・WiFi選びを解説しています。

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