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IIJmioのデメリットとは?利用者の本音口コミと後悔ポイントまとめ

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スマホ代をぐっと節約できることで注目されている「格安SIM」。中でも「IIJmio(アイアイジェイミオ)」は、ドコモとauの回線に対応し、柔軟なプラン構成とコスパの良さから、多くのユーザーに選ばれています。

しかし、契約を考えるうえで気になるのが「デメリット」や「実際の口コミ」。

どんなに安くても、使いにくかったりサポートが頼りなかったりすると、後悔してしまうことも。

この記事では、IIJmioの基本情報を押さえつつ、利用者のリアルな声から浮かび上がる“気になるポイント”を徹底解説!

あなたにとってIIJmioが本当に「あり」なのか、納得できるまでしっかりお伝えします。

目次

IIJmioってどんな格安SIM?基本情報をざっくり解説

スマホ代の節約を考えたとき、真っ先に候補に上がるのが「格安SIM」。その中でも、老舗的な存在として信頼を集めているのが「IIJmio(アイアイジェイミオ)」です。

IIJmioは、インターネット接続サービスを提供する「インターネットイニシアティブ(IIJ)」が運営するMVNO(仮想移動体通信事業者)で、長年にわたって安定したサービスを提供している点が魅力です。

IIJmioの特徴と選ばれる理由

IIJmioは、インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIMサービスで、ドコモとauの回線を利用しています。

​IIJmioが選ばれる最大の理由は、やはり料金の安さサービスの柔軟さ

2025年3月1日より「ギガプラン」がリニューアルされ、データ容量の増加と料金の値下げが行われました。

ギガプランの新料金とデータ容量(2025年3月1日改定)

プラン名データ容量月額料金(音声SIM)
2ギガプラン2GB850円
5ギガプラン5GB950円
10ギガプラン10GB1,400円
20ギガプラン20GB1,800円
25ギガプラン25GB2,000円
30ギガプラン30GB2,200円
40ギガプラン40GB2,600円
50ギガプラン50GB3,000円

注:データ容量は2025年3月1日より5GB増量されています。

また、IIJmioはeSIMにも対応しており、柔軟なプラン選択が可能です。​

他の格安SIMとの違いとは?

IIJmioは、単に料金が安いだけでなく、運営会社の信頼性も高いのがポイント。

IIJは法人向けのインフラを長年支えてきた実績があり、通信の安定性セキュリティ対策にも定評があります。

また、他社と比べても「eSIM対応の早さ」や「端末のセット販売が充実している」点も大きな強み。

スマホを新しく買い換えたい人や、サブ回線として利用したい人にも選ばれています。

ドコモ・au回線に対応した柔軟性

IIJmioは、ドコモ回線とau回線の両方に対応しているため、エリアや使っている端末に応じて回線を選べるのも特徴です。たとえば、地方に住んでいて「ドコモの方がつながりやすい」という場合でも安心。

また、MNP(番号そのまま乗り換え)にも対応しており、手続きも比較的スムーズです。

SIMロック解除済みのスマホを持っていれば、すぐにでも乗り換えられる柔軟さがあります。

IIJmioの気になるデメリットとは?

格安SIMを選ぶ際、料金や柔軟性だけでなく、実際の使い勝手や不便に感じる点もチェックしておきたいところ。

ここでは、IIJmioの口コミなどから見えてきた“気になるデメリット”を詳しく解説していきます。

通信速度が遅くなる時間帯がある

IIJmioで最もよく聞かれる不満の一つが「通信速度の低下」。

特に平日の12時〜13時頃、お昼休みの時間帯になると、回線が混雑して速度が大きく落ちることがあります。

たとえば、普段は10〜20Mbps出ている通信速度が、この時間帯には1Mbps以下になることも。
そのため、動画をスムーズに視聴したい方や、オンライン会議などで安定した通信を求める方には注意が必要です。

特にお昼休み(12時台)の速度低下に注意

この時間帯の遅さは、多くのユーザーが同時に回線を利用することによるもの。

IIJmioはMVNOであるため、キャリアから借りている回線を複数人で共有する仕組み上、どうしてもこのような混雑が発生しやすくなります。

そのため、昼休みにSNSやニュースを見たりする程度であれば問題ないかもしれませんが、動画視聴やゲームプレイなど大容量通信を必要とする使い方には不向きといえるでしょう。

低速時の通信制限が厳しい

IIJmioでは、契約したギガ数を使い切ると速度制限がかかりますが、その「低速時の通信」にもさらに制限があります。

具体的には、低速状態で3日間の通信量が合計366MBを超えると、さらに通信速度が大きく低下し、ほとんど使い物にならなくなるという二重の制限です。これは他社と比べてもやや厳しめの設定。

つまり、「低速でもLINEやちょっとした検索だけできればいい」と考えている人にとっても、使い方次第では制限を超えてしまい、使えなくなるケースがあるのです。

実店舗がないためサポートはオンライン中心

IIJmioは基本的にネットでの申し込み・サポートが中心。実店舗での相談やサポートを希望する方には少しハードルが高いかもしれません。

もちろん、メールやチャット、電話サポートは用意されていますが、「店頭で説明を受けながら契約したい」「トラブル時は対面で相談したい」といった方には不向きと言えるでしょう。

支払い方法がクレカのみ

IIJmioの月額料金支払いは、原則クレジットカードのみ。デビットカードや口座振替には対応していません。

そのため、クレジットカードを持っていない学生や、現金派のユーザーには利用のハードルが高くなっています。
最近は口座振替に対応している格安SIMも増えてきているため、ここは改善を期待したいところです。

無料通話がないため通話が多い人は追加費用に注意

IIJmioのプランには、基本的に無料通話が含まれていません。
通話を頻繁に行う人は、5分かけ放題や10分かけ放題などの定額オプション(別途月額)が必須となります。

普段からLINE通話やZoomなどのIP電話を使う人には気にならないかもしれませんが、「普通の電話をたくさん使う人」にとっては、想定以上の料金になってしまうことも。

無制限プランがない

動画やゲーム、テザリングを多用するヘビーユーザーにとっては、「データ通信の無制限プランがない」という点もデメリット。

20GBプランを超えると料金が大幅に上がり、使い方によってはキャリア並みの料金になってしまうこともあるため、大容量通信を頻繁に行う人は注意が必要です。

動画視聴やゲームをする頻度が高い人は、データ無制限プランを選ぶのがおすすめです。

キャリアメールが使えない

格安SIM全般に共通しますが、IIJmioもキャリアメール(@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなど)は利用できません。

GmailやYahooメールなどのフリーメールを利用すれば問題はありませんが、キャリアメールを登録しているサービスが多い人は、メールアドレス変更の手間が発生します。

とはいえ、今はキャリアメールを使用する機会がないという人も多いので、ここまそこまで不便には感じないかもしれません。

利用者のリアルな口コミからわかる実態

IIJmioを検討している人にとって、実際に使っている人の声は非常に参考になります。

公式サイトや比較記事だけではわからない“リアルな使い心地”や“意外な落とし穴”が見えてくるのが、口コミの良さ。

ここでは、ネット上に多く寄せられている口コミをもとに、IIJmioの評価を詳しく見ていきましょう。

良い口コミとその理由

まず、IIJmioに対する「良い口コミ」は次のような点に集中しています。

  • 料金がとにかく安い  
    「家族全員で乗り換えたら月1万円以上浮いた!」
  • プランがシンプルでわかりやすい  
    「ギガプランは無駄がなく、自分の使い方に合ってた」
  • 通信が安定している  
    「お昼以外は特に不便を感じない。動画も問題なく観られる」
  • 端末セットが充実していてコスパ◎  
    「最新スマホが格安で買えて助かった」
  • eSIMが便利で、サブ回線として最適  
    「iPhoneでサクッと切り替えできたのが良かった」

特に、「通信品質よりもコスパ重視」というユーザーからは満足度が高く、「必要十分」という声が目立ちます。

悪い口コミに共通する内容

一方で、やはり不満の声も少なくありません。特に目立つのは以下の点です。

  • 通信速度の遅さ(特に昼)  
    「お昼に動画はまず無理」「12時台はメール送るのも遅い」
  • サポートの不親切さ  
    「チャットがなかなかつながらない」「自己解決を求められる」
  • 申し込みの手続きがわかりにくい  
    「初めての格安SIMだったから、説明がもっと欲しかった」
  • 通話料金が意外と高い  
    「電話をよく使うから、かけ放題入れないと結局高くついた」

つまり、IIJmioに対して「価格面では満足だけど、サポートや速度面で少し不安」というのが正直なところのようです。

口コミから見えるユーザー傾向

口コミを分析していると、IIJmioのユーザーには次のようなタイプが多いことがわかります。

  • コスパ重視のミニマリスト
  • 家族まとめての乗り換えで節約したい人
  • サブ回線として使いたい人(eSIM利用者)
  • スマホの使用頻度がそこまで高くないライトユーザー

逆に、以下のような方にはあまり合わない傾向があります。

  • 昼休みの時間帯に動画やゲームをしたい人
  • トラブル時にすぐ相談できる対面サポートが欲しい人
  • 通話が多く、基本プランでは不安な人

IIJmioはどんな人に向いている?どんな人には不向き?

IIJmioの特徴や口コミを踏まえると、このサービスが「合う人・合わない人」がかなりはっきりと分かれます。

料金や通信品質、サポート体制など、自分のスマホの使い方にマッチするかどうかを見極めるのが大切です。

IIJmioがおすすめな人の特徴

以下のような方は、IIJmioを選んでも満足できる可能性が高いです。

  • とにかくスマホ代を安く抑えたい人  
    月額850円〜という格安プランが大きな魅力。
  • データ通信量が少なめな人  
    1GB〜20GBまで、無駄なく選べる「ギガプラン」が好評。
  • お昼以外の時間帯に使うことが多い人  
    混雑する時間を避けられるなら、速度の問題は感じにくい。
  • ネット申し込みに抵抗がない人  
    実店舗がない分、すべての手続きがオンラインで完結。
  • eSIMでサブ回線として活用したい人  
    サブ用データSIMとして使っている人も多数。
  • 家族でまとめて安くしたい人  
    家族間でデータシェアができ、無駄なく使える。

「とにかく節約重視!基本的なことができれば十分」というライトユーザーには、コスパ最強の選択肢になるでしょう。

他社を検討した方がいいケースとは?

逆に、以下のような人は、他の格安SIMや大手キャリアの方が合っているかもしれません。

  • 昼間の通信速度を重視する人  
    通信の混雑に敏感な人は、UQモバイルやY!mobileなどの“サブブランド系”がおすすめ。
  • 電話をよく使う人  
    通話定額オプションが別途必要になるため、通話中心の人は割高に感じることも。
  • 店舗で相談しながら申し込みたい人  
    IIJmioは実店舗がないため、初めての格安SIMには不安を感じる人も多い
  • クレジットカードを持っていない人  
    支払い方法が限定されているため、カードを持っていない人は利用不可。

使い方やライフスタイルによって、IIJmioが「安くて良い選択」になるか、「ちょっと不便な選択」になるかは大きく変わってきます。

デメリットを理解したうえでの賢い使い方

IIJmioにはいくつかのデメリットがありますが、それをきちんと理解し、使い方を工夫すれば、コストパフォーマンスの高い優秀な格安SIMとして活用することができます。

ここでは、デメリットをカバーするための「賢い使い方」を紹介します。

通話は「みおふぉん」アプリや通話定額で節約

IIJmioの通話料金は、標準のままだと30秒あたり22円とやや割高です。そこで活用したいのが、専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」。

このアプリを使えば、通話料が半額(30秒11円)になります。
さらに、「5分かけ放題」「10分かけ放題」などの定額オプションを組み合わせると、通話が多い人でもしっかり節約可能です。

仕事で電話が多い人や、固定電話への発信が多い方は、通話オプションの導入がコスパを高めるカギになります。

速度重視なら使い方や時間帯を工夫しよう

IIJmio最大の弱点といえる「昼の通信速度低下」。これは、時間帯を意識することである程度回避できます。

たとえば、動画のダウンロードやアプリのアップデートなど、容量の大きい通信は夜や早朝に済ませておくのがベスト。SNSやニュース閲覧など、軽めの通信なら昼でも問題ないケースが多いです。

また、メイン回線として速度が不安な人は、サブ回線として使う方法も有効。
IIJmioはeSIM対応なので、iPhoneやPixelなどデュアルSIM対応機種なら、メインは大手キャリア・サブはIIJmioという組み合わせも可能です。

メールはフリーメールを活用する

キャリアメールが使えないのも格安SIM共通の課題。
しかし、今や多くの人がGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使っており、むしろ「乗り換えのタイミングで整理できてよかった」という声もあります。

フリーメールは複数の端末で同期できるため、パソコンやタブレットとの相性も◎。
パスワードの管理やセキュリティ設定さえしっかりしていれば、キャリアメール以上に便利に使えます。

他社と比較!IIJmioと迷われがちな格安SIM3選

格安SIMを検討していると、IIJmio以外にも魅力的なサービスがたくさん出てきますよね。
特に、料金や通信品質が似ている格安SIMとの比較は、乗り換えを検討する上でとても重要です。

ここでは、IIJmioとよく比較される「mineo」「OCNモバイルONE」「LINEMO」の3つと、それぞれの違いや特徴をわかりやすく解説します。

mineoとの違い

mineoは、ユーザーコミュニティが活発なことや、「フリータンク」などユニークな仕組みで知られています。

mineoとIIJmioの主な違い

  • 回線選択:mineoもIIJmio同様、ドコモ・au・ソフトバンク回線に対応
  • 料金プラン:mineoは1.5Mbpsの「パケット放題Plus」が人気
  • ユーザー支援:「マイネ王」でユーザー同士が質問・相談できる
  • 通信速度:混雑時はIIJmioと同程度またはやや劣ることも

mineoがおすすめなのは

通信速度よりも、ユーザー交流やサポートの“あたたかさ”を重視する人

OCNモバイルONEとの違い

OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが運営しており、通信の安定性に定評があります。

OCNモバイルONEとIIJmioの主な違い

  • 通話特化:無料通話10分が標準で付いてくるプランあり
  • 通信品質:比較的安定していて「お昼もそこそこ使える」との声も
  • 端末割引:スマホのセールが頻繁で、安く機種変更できる
  • MUSICカウントフリー:SpotifyやAmazon Musicなど通信量がカウントされない機能がある

OCNモバイルONEがおすすめなのは…

通話が多い人、音楽ストリーミングをよく使う人。

LINEMOとの違い

LINEMOは、ソフトバンクが運営する“サブブランド”で、格安SIMよりも高速で安定した通信が特徴です。

LINEMOとIIJmio主な違い

  • 通信速度:大手キャリア並みに速く、特に昼でも安定
  • LINE特化:「LINEギガフリー」でトーク・通話がデータ消費ゼロ
  • 料金プラン:3GBで月990円、20GBで月2,728円(シンプル)
  • サポート:完全オンライン、チャット中心

LINEMOがおすすめなのは…

LINEをよく使う人、通信速度を妥協したくない人。

まとめ

IIJmioは、料金の安さとプランの柔軟さで多くの支持を集める格安SIMのひとつです。

特に「通信量をそれほど使わない」「スマホ代を少しでも節約したい」と考えている人にとっては、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

一方で、通信速度の低下(特にお昼時)や、通話料の追加負担、サポートのオンライン限定など、人によってはストレスになるポイントも存在します。

しかし、これらのデメリットはあらかじめ知っておくことで十分に対策可能です。

たとえば、「みおふぉん」アプリで通話料を節約したり、時間帯を選んで通信を行ったり、フリーメールに切り替えたりするなど、工夫次第で快適に使えます。

また、他社サービスと比較することで、自分にとって最適な格安SIMが何かを明確にできるはずです。

「IIJmioを使ってみたいけど不安」という方も、この記事で紹介したポイントをしっかりチェックして、自分に合っているかを判断してみてくださいね!

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この記事を書いた人

スマホ代を月6,000円→900円に節約したことをきっかけに、「かしこモバイル」を運営中。
現在はライター歴10年目。医療・ガジェット・通信分野を中心に執筆しています。

「スマホ代は無駄にするな!」をモットーに、初心者にもわかりやすくSIM・WiFi選びを解説しています。

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