MENU

格安SIMのテザリング料金徹底比較!おすすめプランと選び方

  • URLをコピーしました!

スマートフォンのテザリング機能を利用することで、外出先でもノートパソコンやタブレットをインターネットに接続できます。​しかし、テザリングを頻繁に利用する場合、データ通信量や料金が気になるところです。​本記事では、2025年最新の格安SIMにおけるテザリング対応状況と料金プランを比較し、最適な選択肢をご紹介します。​

目次

テザリング対応の格安SIMとは?

テザリングとは、スマートフォンをモバイルルーターとして使用し、他のデバイスをインターネットに接続する機能です。​多くの格安SIMでは、追加料金なしでテザリングを利用できますが、データ容量や通信速度に制限がある場合があります。​以下に、テザリング対応の主な格安SIMとその特徴をまとめます。​

テザリングが無制限で利用できる格安SIM

データ無制限プランを提供している格安SIMでは、テザリングも無制限で利用可能です。​以下に、主要な格安SIMのデータ無制限プランを比較します。​

スクロールできます
格安SIM月額料金特徴注意点
楽天モバイル3,278円(無制限)データ容量無制限でテザリングも無制限に利用可能。専用アプリで国内通話無料。エリアによっては通信品質に差がある可能性。
mineo990円(最大1.5Mbpsで無制限)パケット放題Plusで最大1.5Mbpsの無制限通信が可能。高速通信が必要な場合は不向き。3日間で10GB以上使用すると速度制限あり。
UQモバイル2,365円(最大1Mbpsで無制限)低速モードで最大1Mbpsの無制限通信が可能。低速モード時の速度が1Mbpsであるため、高速通信が必要な場合は注意。

これらのプランは、データ容量を気にせずテザリングを利用したい方に適しています。​ただし、通信速度やエリアカバー率など、各サービスの特徴を理解した上で選択することが重要です。​

カウントフリーオプションを提供する格安SIM

特定のサービスに対してデータ通信量がカウントされない「カウントフリー」オプションを提供している格安SIMもあります。​これにより、対象サービスの利用時にはデータ容量を消費せず、テザリング時でも無制限に利用可能です。​以下に、主要な格安SIMとそのカウントフリーオプションをまとめます。​シネマカフェ

スクロールできます
格安SIM月額料金カウントフリー対象サービス特徴注意点
BIGLOBEモバイル1,078円~YouTube、U-NEXT、Spotify、Apple Musicなどエンタメフリー・オプションにより、対象サービスのデータ通信量がカウントされない。オプション料金が別途必要。対象サービス以外のデータ通信は通常通りカウントされる。
LinksMate517円~Twitter、Instagram、YouTube、AbemaTVなどカウントフリーオプションにより、対象サービスのデータ通信量がカウントされない。オプション料金が別途必要。対象サービス以外のデータ通信は通常通りカウントされる。

これらのオプションを活用することで、特定のサービスをテザリングで頻繁に利用する場合でも、データ容量を気にせずに済みます。​ただし、対象サービスやオプション料金、適用条件などを事前に確認することが重要です。​

低速モードで無制限利用が可能な格安SIM

一部の格安SIMでは、低速モードに切り替えることでデータ通信を無制限に利用できるプランを提供しています。​以下に、主要な格安SIMとその低速モードの特徴をまとめます。​

格安SIM月額料金低速モード速度特徴注意点
UQモバイル2,365円最大1Mbps低速モード時でも比較的快適な速度で通信可能。高速通信が必要な場合は不向き。
mineo990円最大1.5Mbpsパケット放題Plusで低速モード時でも比較的快適な速度で通信可能。3日間で10GB以上使用すると速度制限あり。

これらのプランは、動画視聴や大容量のデータ通信を頻繁に行わないユーザーにとって、コストパフォーマンスの高い選択肢となります。​ただし、低速モード時の速度や制限事項を理解した上で利用することが重要です。​

H2:テザリング利用時の注意点

テザリングは非常に便利な機能ですが、使用方法や環境によっては思わぬトラブルやコスト増につながることがあります。ここでは、テザリングを安全かつ快適に使うための重要な注意点を解説します。

データ容量の確認

テザリング中は、接続したデバイスでの通信がすべてスマホのデータ容量を消費します。動画視聴やオンライン会議などを行うと、想像以上に多くのデータを使ってしまうことがあります。

特に格安SIMの多くは大容量プランを用意していますが、月の上限を超えると速度制限がかかったり、追加料金が必要になる場合があります。テザリングを多用する方は、最低でも月20GB以上のプランを選ぶことをおすすめします。

通信速度と混雑時間帯の把握

格安SIMは、大手キャリアの回線を間借りする形で運営されているため、利用者が多い昼休みや夕方などの混雑時間帯には通信速度が遅くなる傾向があります。これはテザリング利用時にも当然影響します。

たとえば、平日の昼12時〜13時や夜の20時〜22時は動画の読み込みが遅くなったり、ウェブページがなかなか開かないといった不便が生じる可能性があります。特定の時間帯に安定した通信が必要な場合は、通信速度の速さや安定性を重視して格安SIMを選びましょう。

バッテリー消耗と発熱に注意

スマートフォンをテザリングモードにすると、Wi-Fiルーターのような役割を果たすため、通常よりもバッテリーの消耗が激しくなります。また、連続使用によって端末が高温になり、パフォーマンスの低下や寿命の短縮につながるおそれもあります。

長時間の使用には、モバイルバッテリーの併用や、USBテザリングの活用(スマホを充電しながらPCと接続)を検討すると良いでしょう。また、テザリング中はこまめにスマホ本体の温度をチェックすることも大切です。

テザリングのON/OFF管理とセキュリティ

テザリングをONにすると、周囲の端末から接続可能なWi-Fiとして表示されるため、設定次第では不正にアクセスされるリスクがあります。SSID(接続名)やパスワードは初期設定のままにせず、必ず独自の強固なものに変更しましょう。

さらに、テザリングを使い終えたら、必ずOFFにする習慣をつけることも重要です。意図せず通信し続けてしまうと、不要なデータ消費やバッテリー消耗にもつながります。

まとめ

格安SIMでテザリングを利用する場合、単に「料金が安い」だけで選ぶと後悔する可能性があります。テザリングの頻度や利用シーンに応じて、データ容量・通信速度・無制限オプション・対応端末などを総合的に判断することが大切です。

たとえば、仕事や学業などで日常的にノートパソコンを外出先でネットに接続する方には、楽天モバイルのような無制限プランが安心です。一方で、動画や音楽など特定のサービスに偏って利用するなら、BIGLOBEモバイルのようなカウントフリーオプションがあるSIMがコスパに優れています。

また、低速モードでの無制限通信が使えるmineoやUQモバイルは、通信速度よりも「どれだけたくさん使えるか」を重視する方におすすめです。

最後に、テザリングにはデータ消費量が大きくなるリスクや、バッテリーの急速消耗といった注意点もあります。設定や利用方法をしっかり理解して、賢く活用しましょう。

あなたのライフスタイルや用途にぴったり合った格安SIMを見つけて、テザリングをもっと快適に活用してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スマホ代を月6,000円→900円に節約したことをきっかけに、「かしこモバイル」を運営中。
現在はライター歴10年目。医療・ガジェット・通信分野を中心に執筆しています。

「スマホ代は無駄にするな!」をモットーに、初心者にもわかりやすくSIM・WiFi選びを解説しています。

目次