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povo2.0料金プラン比較!通話ありとデータ専用どっちが得?

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スマホの通信費、少しでも安くしたいと考えていませんか?

最近話題の「povo2.0」は、基本料金0円から使えるオンライン専用プラン
自由に必要なサービスだけを追加(=トッピング)できるという、ユニークな仕組みが魅力です。

そんなpovo2.0には、「通話+データ」プランと「データ専用」プランの2種類がありますが、

結局、自分にはどっちが合っているの?

と迷ってしまう人も多いはず。

そこで本記事では、2025年3月時点の最新情報をもとに、それぞれのプランの違いや料金、メリット・デメリットを徹底比較!

スマホをお得に使いたい人はもちろん、サブ回線を検討している方にも役立つ内容をお届けします。

目次

povo2.0はどんなサービス?基本の仕組みを解説

スマホの料金プランがどんどん複雑化する中、「必要なものだけにお金を払いたい」と考える人にピッタリなのが、KDDIが提供するオンライン専用プラン「povo2.0(ポヴォ2.0)」です。

2021年に登場して以来、基本料0円という大胆な料金設計と、自由度の高い「トッピング方式」で注目を集めています。

ここではまず、povo2.0の基本的な特徴と、2つのプランの違いについて整理しておきましょう。

povo2.0の最大の特徴は「トッピング方式」

povo2.0最大の特長は、いわば“通信のサブスク”のような感覚で、必要な機能を自分で選んで購入できること。

たとえば、「今月はあまり外で使わないからデータは1GBでOK」「旅行のときだけ通話かけ放題を追加したい」といった柔軟な使い方ができます。

よく使われる主なトッピング(2025年3月時点)

トッピング名内容料金(税込)有効期間
データ追加1GBデータ通信量1GB390円7日間
データ追加3GBデータ通信量3GB990円30日間
データ追加20GBデータ通信量20GB2,700円30日間
データ使い放題24時間1日限定でデータ使い放題330円24時間
5分以内通話かけ放題1回5分以内の国内通話が無料に550円/月月単位
通話かけ放題国内通話が時間無制限で無料に1,650円/月月単位

このように、「今週はたくさん使うけど、来週はほとんど使わない」といったニーズにもピッタリ対応できるのがpovo2.0の魅力です。

通話+データ vs データ専用の基本的な違い

povo2.0では、実は同じアプリ・同じサービスの中に、「通話+データプラン」「データ専用プラン」の2種類が用意されています。

両者の違いは、使える機能や契約条件に大きく関係しています。以下の表にまとめました。

項目通話+データプランデータ専用プラン
利用可能なサービスデータ通信・音声通話・SMSデータ通信のみ
MNP(番号そのまま乗換)利用可利用不可
本人確認書類必要不要
契約可能年齢13歳以上18歳以上
SIMタイプSIMカード / eSIMeSIMのみ
海外ローミング利用可利用不可

特に大きなポイントは、データ専用プランでは音声通話ができないことと、本人確認が不要なこと。

「とにかく手軽に、格安でデータだけ使いたい!」という人に向いていますが、電話番号を使ったSMS認証や音声通話が必要な人は、通話+データプランを選ぶ必要があります。

このように、povo2.0は同じサービス名でも、実は中身が全く異なる2つのプランがあることを押さえておきましょう。

povo2.0の「通話+データプラン」はこんな人におすすめ

音声通話も使える「通話+データプラン」は、スマホのメイン回線として使いたい人にぴったりの選択肢です。
実はこのプラン、povo2.0の“標準仕様”とも言える存在で、多くのユーザーはこちらを選んでいます。

では具体的に、どんな人に向いているのでしょうか?ポイントごとに詳しく解説していきます。

MNPで電話番号を引き継げるのも便利

povo2.0の通話+データプランは、他社からの乗り換え(MNP)にも対応しています。

今使っている携帯番号をそのまま引き継げるため、

  • 長年使ってきた番号を変えたくない人
  • 連絡先変更の手間を避けたい人

には特におすすめです。

手続きもすべてオンラインで完結し、eSIMなら申し込み当日中の利用開始も可能です。

デメリットや注意点も押さえておこう

一方で、いくつか気をつけたいポイントもあります。

注意点内容
本人確認書類が必要免許証やマイナンバーカードなどの提出が必要
利用開始まで1〜3日かかる場合ありSIMカードでの契約時は配送を待つ必要あり(eSIMは即日利用可)
180日間トッピングなしで利用停止データ・通話どちらかの有料トッピングを180日間使わないと停止リスクあり

とくに「180日ルール」は注意が必要で、半年間なにも課金しないと、事前通告のうえで利用停止になる可能性があります。

通話は使わなくても、たとえば月1回330円の「データ使い放題24時間」を使うだけでもOKなので、うっかり停止を防ぐためにも小まめな利用を心がけましょう。

このように、「通話+データプラン」は普段使いのスマホとして安心して利用できる一方、一定の条件や注意点もあります。
次章では、もうひとつの選択肢「データ専用プラン」について説明します。

「データ専用プラン」の使い方とおすすめユーザー

povo2.0の「データ専用プラン」は、2024年から新たに登場した比較的新しい選択肢です。
その最大の特徴は、本人確認が不要で、音声通話やSMSが使えない代わりに、誰でも手軽に始められることです。

この章では、データ専用プランの特長や、どんな人に向いているかを詳しく解説します。

本人確認不要・即日開通で手軽に始められる

データ専用プランは、身分証の提出が不要で、すべてスマホからオンラインで申し込み・開通が完結します。

とくにeSIMに対応したスマホを使っていれば、

  • 申し込み後、数分〜数十分で開通完了
  • 郵送や受け取りの手間なし
  • 旅行先や外出先でも即スタートできる

といったスピーディーな利用が可能です。

これは、他社の格安SIMと比較しても大きなメリットと言えるでしょう。

タブレットやサブ端末にぴったりの選択肢

このプランは、データ通信専用であることから、

  • iPadやAndroidタブレットでのネット利用
  • スマホのサブ回線用(2台持ち)
  • モバイルルーターとしての活用

といった、“通話はいらないけどデータ通信は使いたい”端末に最適です。

たとえば、自宅ではWi-Fi中心だけど、出先でも少しだけ使いたいタブレットユーザーにとっては、トッピングで1GB単位の柔軟な課金ができるのも魅力的です。

通話できないことで困るケースは?

便利な一方で、「データ専用プラン」には以下のような制約もあるので注意が必要です。

注意点・制約内容
通話・SMSが一切使えない090/080/070の電話番号が付与されない。LINE認証などにも注意が必要
MNPに非対応他社から番号を引き継ぐことはできない(新規利用のみ)
eSIM専用SIMカード(物理SIM)では契約できない。端末がeSIM対応である必要がある
契約可能年齢:18歳以上未成年は契約不可(通話付きプランは13歳から契約可)

特にLINEなどでSMS認証が必要なケースや、アプリの本人確認に電話番号が必要な場面では不便を感じる可能性があります。

このように、「データ専用プラン」は用途を明確にすれば非常にお得で便利なプランです。
通話が不要で、かつ即時スタートしたい人には、コスパ抜群の選択肢になります!

料金面で比較!コスパがいいのはどっち?

povo2.0の「通話+データプラン」と「データ専用プラン」は、どちらも基本料金0円から始められるのが魅力。
ですが、実際に使うとなると、トッピングの選び方によって月額の支払い額が大きく変わるのも事実です。

ここでは、具体的な利用シーンを想定しながら、両プランのコストを比較してみましょう。

実際にかかる月額料金例をシミュレーション

2025年3月現在、povo2.0の代表的なトッピング価格を使って、月額コストの例をいくつか挙げてみます。

① メイン回線として使う場合(通話+データプラン)

利用内容トッピング内容月額合計(税込)
通話少なめ+ネットほどほどデータ3GB(990円)+5分かけ放題(550円)1,540円
通話多め+ネットもしっかりデータ20GB(2,700円)+通話かけ放題(1,650円)4,350円
ミニマム利用(最低維持費)データ使い放題24時間×1回(330円)330円

② サブ回線・データ用途限定(データ専用プラン)

利用内容トッピング内容月額合計(税込)
タブレット用ネットデータ3GB(990円)990円
出先だけ軽く使うデータ1GB(390円)390円
月1だけ利用(180日ルール対策)データ使い放題24時間(330円)330円

通話機能がない分、データ専用プランはより低コストで運用できることがわかります。
一方で、メイン回線として使うなら、やはり通話付きプランの方が柔軟で現実的です。

180日ルールや利用停止リスクも考慮しよう

povo2.0では、「180日間一度も有料トッピングを使わないと、利用停止になる可能性がある」というルールが存在します。

つまり、たとえ基本料金が0円でも、

少なくとも半年に1回は何かしらのトッピングを購入する必要がある

という点はどちらのプランでも共通です。

「使わない月は本当に0円で済むのか?」と心配な人は、この点を理解したうえで、最低限の維持費(例:330円のデータ使い放題1回)をスケジュールに組み込むのがおすすめです。

このように、月額料金は使い方次第で大きく変わります。

povo2.0はどっちを選ぶべき?判断ポイント

ここまでpovo2.0の「通話+データプラン」と「データ専用プラン」の違いや料金面を見てきましたが、「結局どっちが自分に合ってるの?」と迷っている方も多いと思います。

そこで、ここでは利用目的別に適したプランを整理し、選び方のコツを紹介します。

利用目的・ライフスタイル別に選び方を紹介

利用スタイル/目的おすすめプラン理由・ポイント
普段使いのメインスマホ通話+データプラン通話・SMS・MNP対応。番号も必要ならこちら一択。
LINEやSNSだけ使いたい(通話不要)データ専用プラン音声通話不要ならコスト最小限。eSIMで即開通も可能。
タブレットやサブスマホでネットだけ使うデータ専用プランサブ回線用途に最適。トッピングで柔軟にデータ量調整。
一時的に使いたい(イベント・旅行等)どちらでもOKデータ使い放題(24時間330円)が便利。
通話が多い・仕事でも使いたい通話+データプラン通話かけ放題オプションあり。安心して使える。
学生や未成年(13〜17歳)通話+データプランデータ専用は18歳未満契約不可。通話付きが唯一の選択肢。

迷ったときの決め手になるチェックポイント

以下の質問に「はい」が多いほど、通話+データプランがおすすめです。

  • 今の電話番号をそのまま使いたい(MNPしたい)
  • 通話やSMS認証が必要なサービスを使っている
  • 初期登録で本人確認があっても問題ない
  • eSIM対応機種でない(SIMカードを使いたい)
  • スマホをメインで使いたい(1台持ち)

逆に、「データ通信だけで十分」「とにかく安く抑えたい」「すぐに使いたい」という方は、データ専用プランの方がフィットします。

まとめ|povo2.0は使い方次第で最強コスパ!

povo2.0は、「基本料金0円」というインパクトに加え、トッピング方式で自由にカスタマイズできる今どきの通信プラン。

通話+データ、データ専用の2種類から、自分のライフスタイルに合った形を選べるのが最大の魅力です。

ざっくり言えば、

  • 通話やSMSも必要なら → 「通話+データプラン」
  • データ通信だけでOKなら → 「データ専用プラン」

という選び方が基本になります。

どちらのプランも、必要な時だけ課金する柔軟さがあり、うまく使えば大幅なスマホ代節約も可能です。
ただし、180日ルールやeSIM限定などの注意点もあるので、自分の使い方をよく整理してから選ぶのがポイント

2025年現在、サブ回線需要やリモートワーク・外出先のネット環境整備にもマッチするpovo2.0。
あなたにとってベストなプランを見つけて、お得で快適なスマホライフを始めてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

スマホ代を月6,000円→900円に節約したことをきっかけに、「かしこモバイル」を運営中。
現在はライター歴10年目。医療・ガジェット・通信分野を中心に執筆しています。

「スマホ代は無駄にするな!」をモットーに、初心者にもわかりやすくSIM・WiFi選びを解説しています。

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